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最新号「UKファッションの現在」は本日発売

EYESCREAM最新号は本日発売です。

ロンドンオリンピックの熱狂冷めやらぬ中、小誌もロンドンならぬUK特集を敢行しました。

革新性を持つデザイナーが続々と生まれる一方、ロイヤル・ウォラントやサヴィル・ロウに代表される伝統のファッションが共存するイギリスのファッションの現在を探ります。

表紙は浅野忠信さん!

映画の撮影のため、ロンドン滞在中の浅野さんをシュート。撮影はロンドンで活躍する更井真理さん。自身のブランド、ジーンディアデムでイギリスをモチーフにしてるだけあって、日本とイギリスの違いを明確に教えてくれました。

イギリスの伝統といえば、老舗テーラーのサヴィル・ロウ。この地に訪れたことのあるユナイテッド・アローズの小木”Poggy”基史さんがスーツの魅力を語るほか、古くからニットウェアをリードするJOHN SMEDLEYの工場にも潜入しました。上質なニットができるまでの全工程を公開します。

またELEY KISHIMOTO、Peter Jensen、Aitor Throup、内海直仁、SIBLING、Matthew Millerに、”イギリスとクリエイション”について語っていただきました。

さらに今回は、ロンドンから少し離れたところも取材しました。

電車で4時間ほど離れたハートランド半島に住むGRIFFIN HARTLANDのデザイナー、ジェフ・グリフィンや、ブランド設立60周年を迎えたフレッドペリーの歴史を探るため、ウィンブルドンへ。古くから愛されてきたフレッドペリーのドキュメンタリー映画『SIXTY TEARS OF REBELLION』を監督したドン・レッツも登場!

ロンドンの最新オススメショップもお見逃しなく。

第二特集では、120年の歴史を誇る、アメリカン・ワークウェアの代表、カーハートを大特集。

カーハートWIPのCEO、エドウィン・フェーと、彼と約20年親交のある藤原ヒロシさんの対談をはじめ、カーハートとコラボレーションを展開するA.P.C.のジャン・トゥイトゥとmastermind JAPANの本間正章さんが改めて魅力を語ってくれました。そして、数々のインディペンデント映画に出演する村上淳さんが秋冬の最新アイテムで見せる大人の着こなしをぜひ。

さてさてレギュラーページも充実しています。

ミュージシャンのインタビューページでは、大人気GOTYEの前身バンド、BASICSとオーストラリアで共にツアーを行ったTHE BAWDIESの対談、4thアルバム『ミスターシティポップ』をリリースしたかせきさいだぁさんにフィーチャー。

CREATIVE NEWSでは、バスキアを見出したことでも知られる伝説的キュレーター、ディエゴ・コルテスと、彼が魅了された新たな才能、ブルース・ダペンポート・ジュニアが来日した際に行われた対談を収録。PARIYA CONNECTIONではPUNKADELIXの名義でDJとしても活躍するアートディレクターの近藤麻由さん、日本映画人では石ノ森章太郎さんの未完の名作を3Dアニメーション映画化した神山健治監督、最前ゼロゼロには10月24日にアルバム『メニー・ア・マール』をドロップするbomiさん、スタイリストの山口壮大さんがこだわりを持った職人を紹介する「こりしょう」でユニークな什器を駆使した内装など空間を作るアートユニットmagmaが登場してくれました。

バックカバーを飾るのは、3年ぶりのニュー・アルバムを引っさげて来日したhoobastank。リラックスした彼らの表情からは、撮影を楽しんでいる様子が伺えます。とにかくフォトジェニック!

というわけで、イギリスに大フィーチャーした読み応えある特集になっていますので、ぜひご覧いただけると嬉しいです。

よろしくお願いします。

内藤