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展示『COINTREAU CHARITY ART EXHIBITION』

表参道の異質な場所に位置する神宮前小学校。〝若い人で賑わう街中に小学校〟ということで、あの辺を通る誰しもが1度は気にしたことがあるハズ。そんな神宮前小学校のすぐウラで、今週末に『COINTREAU CHARITY ART EXHIBHITION』が行なわれます。

実は9/2(木)から9/8(水)までの間にオンライン上でチャリティーオークションが行われていて、本展ではそのために集められたアート作品が展示されているんです。チャリティーと聞くだけでも豪華な顔ぶれが思い浮かびますが……実際、スゴいことになっていますよ:映画『Lost In Translation』で東京を舞台に映画を撮った女流監督ソフィア・コッポラ。
コアントローのブランドアンバサダーを務めるディタ・フォン・ティースをレスリー・キーが撮影。テレビシリーズ『SEX and the City』の衣装を担当する有名スタイリストのパトリシア・フィールド。そして写真家としては蜷川実花、鈴木親、若木信吾、そして……我らがメタルフォトグラファー・Keiichi Nitta!!!!

だけど、下の写真を見てもらえば分かると思いますが、どうしてKeiichiは今回〝STOP〟と書かれた看板を持って写った写真を採用したのか。謎すぎますよね? それじゃ、この辺りで本展のコンセプトに触れましょう。

本オークションは、世界中のより多くの女性達が社会参加し輝けることを目指して〝女性をターゲットにしたカクテルを多数提案しているコアントロー〟が立ち上げた女性支援のチャリティプロジェクト。オークションでの売り上げ及び会場内に設置されたチャリティボックスでの募金は、〈国連UNHCR協会〉を通して〈UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)〉の〈難民女性の自立支援事業〉へ寄付されるとのこと。

貧困や戦争、性暴力などといった理由によって経済的にも社会的にも弱い立場に置かれている女性たちの社会参加とエンパワーメント。それが本展の目的なのです。これでKeiichi Nittaの〝STOP〟に込められた意味も分かりましたか? 〝STOP!〟とダイレクトに訴えかける、しかし明るく独自性に溢れた作品は、まさに彼だからこそ提示できる作品と言えるかもしれませんね。

これら豪華アーティストによる全展示作品がオンラインオークションで落札可能なんだから、そりゃもう鼻息が荒くなるってな話です。でもせっかくのオークション、きちんと実物をその目で確認してから納得して落札したいもの。というわけで、皆さんが(落札する前に)じっくりと鑑賞するための期間として、9/4(土)と9/5(日)の2日間が用意されました。しかも会場ではコアントローのカクテルが飲めるとのこと。デートついでにオシャレな雰囲気を味わうのもアリでしょうか。

先述の通り、会場は神宮前小学校のすぐウラ。まずはオンライン上でお気に入りの1枚を見つけてから、週末ゆっくりと鑑賞してきて下さいね。
(文・写真/トモ)

『COINTREAU CHARITY ART EXHIBITION』
日程/ 時間: 2010年9月4日(土) 12:00 – 22:00
2010年9月5日(日) 12:00 – 20:00 (最終入場19:30)
展示会場: “THE GALLERY
東京都渋谷区神宮前4丁目21-8 OWビル2F

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