３／１発売の最新号「COOL JAPAN FASHIN」が届きました。

表紙は『攻殻機動隊 S.A.C. SSS 3D』の草薙素子の初となるファッション描き下ろし。

ヤマグチソウタさんのスタイリングで、PHENOMENONの新作に身を包んでいます。

『攻殻機動隊』に代表されるように、日本発のマンガやアニメが世界を席巻している一方、原宿を中心に脚光を浴びたストリートウェアの発展も、世界へと波及してもはや成熟期を迎えようとしている。こうした背景をベースに、世界中のカルチャー情報がフラット化していく中、ごく自然に自身のルーツである”日本”を素材に選びとるクリエイターたちから、新たな「クール・ジャパン・ファッション」についてを探る特集です。

『攻殻機動隊 S.A.C. SSS 3D』の神山健治監督のインタビューを筆頭に、『攻殻機動隊』のファンであるビームスの南馬越一義さんと写真家の鈴木心さんの対談を敢行。『攻殻機動隊』ファンはもちろん、初めての方にも興味深い内容になっています。

また2011SSで”UNDERMAN”というヒーロー像を打ち出した高橋盾さんが、パリコレ直前にメール取材にて、”UNDERMAN”誕生までとそこに秘められたストーリーを語ってくれました。これまでと異なるアプローチとなる今回のコレクションは必見です。

そしてメイド・イン・ジャパンのフロンティアとも言えるmastermind JAPANの本間正章さんが日本製へのこだわりと、ブランド休止を目前に今後のファッション業界への気持ちを明かしてくれました。

さらに、”ZENARCHY”を次回のテーマにしたSASQUATCHfabrix.のお二人、ファッションとアートの融合をショーという形で実現した坂部三樹郎さんとChim↑Pomエリイさんの対談、日本モチーフを自身のクリエイションに取り入れているG.V.G.V.のMUGさん、ミキリハッシンのデザイナーであり、アニメやアイドル、アートを融合した「ネオ・コス展」のプロデューサー、さらに最新号の表紙のスタイリングも手掛けてくれたヤマグチソウタさん、新世代のデザイナーとして注目を集める鈴木淳哉さん、神田恵介（初恋てろりすと）と、今最も日本を象徴する方々にお話を伺っていますので、じっくり読んでいただければ。

第二特集は、無印良品。

なぜ無印良品なのか、その魅力を歴史を振り返ると同時に関係者の証言から紐解いています。

またPHENOMENONのオオスミタケシさんとセレクトショップTHE CONTEMPORARY FIXの吉井雄一さんによる新連載がスタート。FACETASMの落合宏理さんをゲストに迎え、コラボレーション・アイテムも制作しましたのでこちらもぜひ。

バックカバーはSUM41のデリック・ウィブリーによるファッションシューティングとなっています。

今月も盛りだくさんの内容になっていますので、どうぞよろしくお願いします。

内藤