2011年1月号発売!
2010.12.01こんにちは。
本日、最新号発売です。
特集は「JAPANESE MOVIE NOW~日本映画は今」。
『ピンポン』『ジョゼと虎と魚たち』『下妻物語』『告白』など、ハイセンスかつ、若者に向けて作られた作品が登場し、大きな革命を遂げた00年代の日本映画。そんな大きな節目を役者、監督、プロデューサー、脚本家の方々30名に振り返ってもらい、今の日本映画のあり方や未来の展開に焦点を当てています。
表紙を飾ってもらったのは松山ケンイチさん。
12/11に公開される村上春樹さん原作の『ノルウェイの森』の主演をはじめ、NHK大河ドラマ「平清盛」も決定した松山さんを筆頭に、『ノルウェイの森』で競演した菊地凛子さん、水原希子さんも登場。それぞれの”ノルウェイ観”を聞いたインタビューと平野太呂さんによる映画の世界のように瑞々しい撮り下ろし写真は必見です。
そして『川の底からこんにちは』の満島ひかりさんの結婚報道4日後の生の声や、今年のヒット作『告白』『悪人』に出演した岡田将生さん、1/29公開の東野圭吾さん原作『白夜行』に主演する高良健吾さんと堀北真希さんの対談、来年出演作が目白押しの吉高由里子さん、さらに来年『のぼうの城』に出演の成宮寛貴さんなど、普段あまり語られない俳優道について語っていただきました。
また、なんと李相日監督と山下敦弘監督の初対談が行われました。一見するとタイプの異なる監督のようですが、同世代、映画学校出身、69年をモチーフにした作品(『69 sixty nine』/李監督、『マイ・バック・ページ』/山下監督)、妻夫木聡さんを主演に起用(『69 sixty nine』『悪人』/李監督、『マイ・バック・ページ』/山下監督)など、意外にも共通点がたくさんあるお二人の目指す映画作りのお話は、興味をそそられる内容になっています。
さらに今の日本映画を支えるトップ・プロデューサー小川真司さん(『ノルウェイの森』『ピンポン』)、宇田充さん(『さくらん』)、齋藤優一郎さん(『サマーウォーズ』)川村元気さん(『告白』『悪人』)の座談会では、この10年の日本映画のトレンドと現在のあり方、そしてヒット作の作り方までが明らかになります。
それから巨匠・若松孝二監督と瀬々敬久監督の説得力のある対談はファン必見です。
他にも豪華出演者が目白押し。
インディペンデント映画をテーマに、若手注目監督の入江悠監督(『SRサイタマノラッパー』)と横浜聡子監督(『ウルトラミラクルラブストーリー』)、松江哲明監督(『ライブテープ』)の座談会。
今年はもちろん、21世紀を代表するであろう『告白』の中島哲也監督のインタビュー。
『のぼうの城』でW監督を務めた犬童一心監督と樋口真嗣監督の撮影後の独占取材。
アニメ界最強コンビ、小池健監督と石井克人さんの映画のルーツを巡る対談。
今若手監督で最も多忙な深川栄洋監督、監督デビューを果たした28歳の安藤モモ子監督のフレッシュなインタビュー。
『ノルウェイの森』を奇跡の映画化したトラン・アン・ユン監督の撮影秘話。
そして、『モテキ』の大根仁監督と原作者・久保ミツロウさん、そして川村元気さんのJ-POP Cultureにまつわるスペシャル座談会。
といった、今の日本映画シーンでは欠かせない錚々たるメンツが集結しました。
しかも、彼らに00年代のお気に入りの映画も聞かせていただきました。
この10年間を語る上で重要な作品ばかりなので、見逃している方はぜひご覧いただければと思います。
さらにEYESCREAMがプロデュースした『ノルウェイの森』×アンダーカバーのコラボTシャツもZOZOTOWNで独占販売しています。詳しくはコチラ。
というわけで、かなり濃い内容となっているEYESCREAMの最新号は本日発売。じっくりご覧ください!(内藤)