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毛皮のマリーズの終わりについて

最新号が発売になります。
表紙は解散を発表した、毛皮のマリーズです。

バンドに求めた夢が覚めていく、そんなイメージで撮影しました。


(個人的にベストショットはこれ)

こう書くと悲しいが、バンドへの憧れ、を追い求めて追い求めて追い求めて……結果的にその夢が叶わなかった彼ら。
しかしそれゆえ、ロックンロールへの憧憬が、蒼いままにじみ出たのがラスト・アルバム『THE END』である。

〈終わり〉を前提にして聴くと、これほど悲しいアルバムもない。
しかし同時に、志磨遼平の理想論の暴走に振り回されながらの、泣き怒り笑いの日々を振り返っているようで、どこか客観的。それがロックンロールへの憧憬と重なって、切なくも美しい1枚となった。

2011年1月号 購入はこちら

今回で表紙は2回目。
なんだかんだと、志磨の暴走に俺らも巻き込まれた感じだが、後悔はしてない。
10月8日からはツアーが始まる。12月5日の日本武道館まで、ロックバンドの生き様、そして終焉。徹底的に見届けます。(金光)

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