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ソロデビュー14周年。J、AX 5Daysがスタート!

J、ソロデビュー14周年を記念してのイベント、SHIBUYA-AX 5Daysがスタートした。

ちなみにこのイベントは4回目になるが、過去にPOLYSICS、LUNKHEAD、9mm Parabellum Bulletといった面々が参加してきた。この日から始まった5日間も、14周年を祝うに相応しい錚々たるメンツが参加している。

初日のこの日は、MASS OF THE FERMENTING DREGS、石鹸屋、Northern19が出演。ジャンルというくくりで見たら微妙に違うが、すべてのバンドにあったのは、Jへの強烈なリスペクトである。自分たちの音楽DNAのどこかに練りこまれているその気持ちが強烈に出ていた。そしてそれが、会場をひとつにしていく。決してホームではないが、曲を重ねていくうちに、どのバンドもグイグイと客席の視線を引きこんでいく。まあ、ファントムマスクしてメイド服着たギターがJと同じステージに立つことになるとは思わなかったけども(笑)。

そのいいテンションが、Jのステージにも繋がった。久々に披露した曲も含め、バンドの生み出すグルーヴが強烈。気合が違う。当然、対バン相手に感化された部分も大きいだろう。この5Daysに参加したバンドにとっては、もう兄貴的な存在だが、ライヴになると変わらない、同じ視点で向かい合う姿がなんとも彼らしい。本人もステージで言っていたが、変わったところと変わらないところ、それを感じることが出来た。

この5 Daysは9日まで続くが、夏のツアーが決定したこともこの日、発表された。7月22日の仙台darwinから9月4日の新木場スタジオコーストまで。ツアータイトルは“THE FOURTEEN”だが、その皮切りとなる仙台の2日間には“with Our Light of Hope”というサブタイトルがつけられた。そう彼のライヴは、希望という名の光を、情熱で照らす。まさにこの日もそうだった。

さて今日の対バンはNothing’s Carved In Stoneと本誌でもJと対談したthe telephones! 熱い日はまだまだ続きます。(金光)

編集スタッフ

金光裕史

樋口靖幸

平林道子

竹内陽香

小高朋子