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さらにライジングサン。

といっても、個人的雑記です、と最初に書いておきます(しかも長め)。

詳しくは、取材班としてライジングに参戦していた編集長&ライター青木さんのエントリー、そして次号のレポートをじっくり読んでいただければと思います。

金光も書いてますが、ステキな写真が満載になりそうな予感です! と書いてるヒラバヤシは、ほぼ遊びでライジングに行ってきました。

いろいろあって、1日目の夜から参戦。一足先に現地入りしていた金光より「長靴必須!」というメールをもらっていたので、ホテルから長靴を履いて会場へ。

市内から、シャトルバス乗り場の麻生(あざぶ、と呼びます)へ向かう地下鉄の中では相当恥ずかしかったですが、会場行ったら勝ち組です!

それはさておき、会場に着いたのが20:00。

地球デビュー25周年記念の期間限定再集結中の聖飢魔IIから私のライジングがスタート!

人生初の黒ミサ、しかも野外。いきなり2曲目で「蝋人形の館」!!!!

「お前らを蝋人形にしてやろうか?」という決めゼリフと閣下の笑い声!!!

そしてハイトーン・ヴォイスも健在です!!

ビックリマークをいっぱい付けちゃう勢いで、一気に中学生時代にタイムスリップ。当時から、デーモン閣下のトークは冴えていたのですが、それは相変わらず。当時、そのキャラクター性も相まってTVにもバシバシ出てた閣下。今に比べて、お茶の間でも活躍してるミュージシャンがけっこういましたよね。でも、やってる音楽はコアな方も多かった気がする。

聖飢魔IIは、バリバリのメタル・サウンドだし、そのあとに同じくサンステージに登場したスチャダラパーだって、ヒップホップだけど、以前BOSEはTV番組『ポンキッキーズ』のMCだったし。そのステージにオードリー春日のコスプレでゲスト登場した電気グルーヴだって、かなりディープなテクノサウンドなんだけども、ピエール瀧はいまや大河ドラマに出演してますからね。まあ、サウンド面は卓球さんによるものなので、ちょっと強引な論旨ですけども。あ、閣下も瀧さんも『ポンキッキーズ』に出てたわ! と話題が少し反れてしまったので、元に戻します。

で、個人的ライジング1日目は、サンステージ→クリスタルパレス→アーステント、という流れで終了。アースのトリを務めたAA=も圧倒的でした。鋼のようなバンドサウンドと繊細さが見え隠れするポップネスを、暗闇に覆われた蝦夷の地に轟かせていた彼ら。夜中1時過ぎとは思えないほどのオーディエンスの盛り上がりもすごかった。

そして2日目も快晴。

でも、まだまだ田んぼ状態。

寝坊してしまい……ギリギリ、アースの2番手the telephonesから参戦。ライジンング初登場の彼ら、かなり気合の演奏をみせてくれましたね。ニューアルバム収録の「My Girl」から「I wanna Die」のポップで開放的な流れも良かった。それにしても、「お前らを蝋人形じゃなくて、ディスコにしてやるぜ!」というノブのMCは冴えてたなぁ。

けっこうこの日はアルコールをほどほどに摂取しながら、いろんなバンドを観たけれども、やっぱり山下達郎さんはすんごかった。詳しくは、金光や青木さんのエントリーを見ていただくとして、夕暮れ空に放たれた「さよなら夏の日」はホント沁みました。その真逆で大笑いしながら楽しんだのはEZOIST。これも、金光のエントリー&次号レポートをぜひ。そんな“大人のカラオケ大会”のあとを受けて、ボヘミアンのトリを飾ったスクービードゥが素晴らしかった。日本全国のライヴハウスを何周も巡ってきているスクービーのライヴバンドとしての底力を存分に発揮していたステージ。より熱くグルーヴィにオーディエンスを踊らせまくる。ニューアルバム『何度も恋をする』の最後に収録された「イキガイ」は、ホント泣けた。まさに彼らの思いが込められたこの曲。

〈誰よりも好きなものがずっとあるから それだけで生きていられるのはホントさ〉

それは、この自由な空気が流れるライジングに集う、エゾロッカーズも同じ気持ちだと思う。、夜通し音楽に囲まれて過ごす、夏の1日。やっぱライジングは最高だなー。

と、ツラツラと書いてみましたが、最後にEZOISTのメンバーを取り囲んでの撮影大会の様子を。

って、暗すぎてよくわかんねー。

最高の集合写真は、9月4日発売(5日が日曜日のため、9月は4日発売!)の『音楽と人』10月号で確認してくださいね!(ヒラバヤシ)

編集スタッフ

金光裕史

樋口靖幸

平林道子

竹内陽香

小高朋子