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ニューヨーク1日目(THE DEAD WEATHER)

初日、打ち合わせが終わってからブルックリンへ。デッド・ウェザーのライヴを観に行く。
デッド・ウェザーはホワイト・ストライプス、ラカンターズのジャック・ホワイトによるプロジェクト。ヴォーカルにキルズのアリソン、ギターはクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのディーン、ベースはラカンターズのジャック・ローレンスという面々なのはご存知かと思うが念のため。

地下鉄でブルックリン方面へ。会場のProspect Park Bandshellとはどんなとこかなーと思い向かうと、なんと野外。日本でいう代々木公園みたいなところの入り口近くにあるステージ。席はないけど大きな日比谷野音みたい。その入り口に長ーい列が。当日券、ではなく、こちらではwill callというシステムがあって、ネットでクレジットカード決済したら、チケットを当日会場で、身分証明書とクレジットカードを提示してチケットを渡すというシステムが多く、それで並んでいる。日本はコンビニがあるもんね。

チケットこんな感じ

ちょい暗いけど会場入り口。

このライヴは“CELEBRATE BROOKLYN”という、お祭りの一環で行なわれるベネフィット・コンサート。だいたい6000人くらいいたかな。ゴスちょっと入った気合いのお客さんもいたけど、子供連れとか近くに住んでそうな夫婦らしき人たちとか、そういう人も多くてなんともフリー。
ライヴはスピーカーに鹿or牛の剥製が飾られ、登場したジャックが、スプレーに火を引火させて登場。後ろには大きい目のバックドロップが客席をにらみつける。ガレージ特有の乾いた音が素敵だわ。んで3曲目……おお、俺の長年のアイドル、ヴァン・モリソンの「You Just Can’t Win」じゃないかぁぁぁぁ! 感動。
全体的に音小さかったけど、会場のこと考えたらしょうがないか。だから逆に、ひとつひとつの音が際立って面白かった。ジャック・ホワイト、やりたいこと漲ってるなあ。

終演22:30。帰り、タクシーをつかまえるのに難儀する。みんな車で来てるらしく、路駐の車だらけ。つーかあんなにビール売れてたけど大丈夫なのかね(笑)。(金光)

編集スタッフ

金光裕史

樋口靖幸

平林道子

竹内陽香

小高朋子