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とあるバンドのことについて。

本日発売の9月号に掲載されている、つばきの一色くんのインタビューを読んで、とあるバンドについて書きたくなったことを書きます。

今年で結成10周年のつばきがニューアルバム『夜更けの太陽』をリリースするタイミングでのインタビューで、彼らは去年所属していた事務所を離れセルフマネージメントで活動を始め、そんな中でアルバムを必死に作ったことが語られています。

で、先日。
つばきと同じように、このたびメジャーレーベルおよび事務所を離れ自分たちでやることを発表したバンドがいる。
No Regret Lifeというバンド。
彼らは2001年に鹿児島で結成された3ピースで、5年前にメジャーデビューを果たしたロックバンドだ。

直球のバンドサウンド、泣ける旋律、そして男くさい色気ある小田和奏(ヴォーカル&ギター)の歌声。彼らのことはデビュー当初からずっと取材してきた。熱くて真っ直ぐなんだけどどっか甘ったれな和奏の人柄そのまんまな彼らの音楽が大好きで、和奏とは取材の後に何軒もハシゴして呑んだ後、2人で2時間かけて歩いて帰ったりもした。

で、そんな彼らが立ち上げたレーベル「spiral-motion」から、秋に音源をリリースすることが決まった。そしてその音源は9/23に行なわれる下北沢SHELTERでのライヴをはじめ、10月からの全国ツアーの会場で販売されるとのこと。音源のリリースがずっと途絶えていたんでしばらく心配していたが、ずっと再出発の準備をしていたらしい。

なんつーか、単純に、嬉しい。めでたい気分。

そりゃあ大変でしょう。ライヴのブッキングはもちろん物販の制作とか宣伝も全部自分らでやらなくちゃいけない。もちろん金もかかる。
それでもなぜ彼らが自分たちでやることを決意したのかは、彼らのオフィシャルブログの「ご報告。そして所信表明。」というエントリーに書いてあります。

ちなみにこないだ、和奏と会社の近くで会いました。
人が良すぎるのと甘ったれなところはあんま変わってなくて、「コイツ大丈夫かな」ってちょっと思ったけど、でもなんか楽しそうだった。やる気に満ちあふれてた。ブログに書いてあるとおり、新しい青春時代の始まり、だと思った。それにしても、クサいな。青春時代の始まりって。でもそういうクサさ、俺は嫌いじゃない。

No Regret Lifeホームページはhttp://www.noregretlife.com/
(樋口)

編集スタッフ

金光裕史

樋口靖幸

平林道子

竹内陽香

小高朋子